​本記事は2020年11月に作成されたインタビュー記事です。

ヤマニ醤油 販売代理店

1868年の創業から150年以上の歴史を重ねるヤマニ醤油。「家庭の味」と「御用聞き」というスタイルを大切に、これまで営業をしてきた。現在のヤマニ醤油の味は、３代目にあたる新沼健一さんが作りあげた優しい後味が特徴的だ。現在、高田町のまちなかにある店舗は、営業所にあたる。

陸前高田市内の飲食店では、いくつか醤油を取り揃えている店舗があり、各店舗でその味を楽しむことができる。ラインナップも、ほんつゆ・白だし・しょうゆ天使・上級醤油を取り揃えており、とくに故・やなせたかしさんが無償で提供したしょうゆ天使のパッケージは、観光客の方でも見かけたことがある方が多いのではないだろうか。

ヤマニ醤油のこだわり。まずは、木桶で育てられたものであるということ。風味豊かな削り節を使用しており、宮城県気仙沼産のものを震災前から使用している。さらに、豊富なマグネシウムを含んだ早池峰霊水を仕込み用に使用しており、まろやかな味に仕上がっている。

ヤマニ醤油の醤油は、「御用聞き販売」「小売店販売」「通信販売」の３つの販路から購入することができる。御用聞き販売とは、創業から現在まで続いてきたお得意様に直接お届けする、販売の形だ。ご自宅や店舗まで、重たい醤油を無料で配達する奉仕型販売だそうだ。

小売店販売では、スーパー等の大型店には置いていないものの、いわ井や熊谷精肉店など、市内の小売店でも購入することができる。また、通信販売もしているため、遠方の方でも気軽に購入することができる。営業所でも商品は購入できるので、気軽に訪れてみよう。

旅行のお土産に醤油というのは少し重たいかもしれないが、通信販売を利用すれば、遠方にいてもその味を堪能することが可能だ。普段使いの醤油に「家庭の味」のヤマニ醤油を試してみてはいかがだろうか。

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